年齢を重ねること、新しいこと
新しいことを始めるとき、
ついつい自分の年齢を考えてしまいます。
高校時代に何の部活に入ろうか悩んだとき、今更新しいことなんて…と躊躇した覚えがあります。
まだ15歳だったのに!
今から考えたら15歳で新しいことを始めることなんて全然遅くないのに!
自分の悪い癖だな…と思っていましたが、
友人に話すと案外共感が得られてしまいます。
やっぱり年齢というのは、良くも悪くも指針となってしまうようですね。
若い頃から、いや幼い頃から年齢を気にしていた私はそのことを少し反省し、あまり年齢を言い訳にしないようにと最近は心掛けています。
今はもうそれなりの年齢です。
若いか若くないかと言えば、断然若いです。
しかしながら、手放しで若いぞー!
と言える程には若くはありません。
若いかどうかにこだわってる感じがまた嫌ですね。年齢、気にしてますね。
まあ気にしてしまうものは仕方ないのですが、それを何かをしないことの言い訳にはしたくないですね。
でないと15歳の頃を振り返った今の私のように、きっと数年後、数十年後に後悔してしまいそうだからです。
年齢を基準に何か考えてしまうと言えば、
女性であれば結婚、出産のイベントではないでしょうか。
私の周りもただいま結婚ラッシュです。
facebookを開くたびに誰かが結婚しているような気がするのは錯覚なのでしょうか!
これまで結婚願望はそんなになかったのですが、あまりにも結婚式の写真を見てしまうと、もしかしたら自分も結婚した方がいいのではないか。
そんな焦燥感をここ最近抱いておりました。
そして結婚、そして出産について考えているとどうしても年齢について考えてしまいます。
いわゆる逆算をですね…学生時代は友人たちと逆算ばかりしていました。
何歳までに子供を産むには何歳までには結婚して、だいたい何年くらい付き合いたいから、何歳までには出会わなきゃ!
えっ!もうそろそろ出会わなきゃじゃないか!
当時は半分冗談のように話していましたが、大学を卒業して数年が経つとなかなかリアルな話に思えてきます。
何をするのにも遅すぎるということはない!
こんな言葉はよく耳にしますが、子供を産むにはどうしても年齢を考えないとならないですね。
なので、ちょっと真剣に考えてみたんです。
すぐに結婚!とかは正直思えないですが、
結婚や出産の可能性も少しは頭に入れておこう。もし結婚する日が訪れたとき、やり残したことが…と後ろ髪を引かれないようにあまり時間を無駄にしないよう日々生きようという大雑把な結論にとりあえず至りました。
年齢を気にしすぎても駄目ですが、考えなければならないことがあるのも事実のようですね。
学生の頃は、
私は世の中のこと大体わかってる
みたいに思っていました。
(いやあ調子に乗っていましたね。穴があったら入りたいとはまさに私のこと!)
でももう全然難しいです。分からないことだらけです。複雑怪奇です。
生きてるうちに触れる世界、知ることのできる世界なんてほんのわずかなんですね。
そんなことにようやく気付いた社会人数年目!
『何事も遅すぎるということはない。
だけど若いときの努力はリターンが大きい。
だから皆さん、頑張って!』
学生時代、講義の中で先生がおっしゃった言葉です。
思わずノートにメモをとってしまうくらいには、当時の私には印象的で、そしていまだに時々思い出します。
その先生は60代くらいで、自分より遥かに年齢を重ねた方の言葉は、きっと私が想像する以上に経験と実感から生み出された重みのあるものなのかもしれません。
p.s.
最近の私はうだうだしてる。
前進も後退もしてなくて、足踏みをしてる。
こんな時期があってもいいのかな。
転換期なのか、留まるべきか。
うーん、うーん。